テ・アナウからコントロールゲート 4.6km/45分
コントロールゲートからブラッド・ベイ(202m) 5.6km/90分
ブラッド・ベイからラクスモアー・ハット(1085m) 8.5km/3:30-4:30
テ・アナウのフィヨルドランド国立公園本部(DOC)にてハット(山小屋)の2泊分の料金を支払いチケットを受け取り、 いざ出発!
テ・アナウから湖沿いを45分ほどで歩くとコントロールゲートに到着。ここが本当の出発点。これより国立公園の中に入り湖畔の森(ブナやシダ)の中を歩き始める。
1時間半ほど平坦な森の中を歩くと、静かなブロッド・ベイに到着。ここで昼食。標高202m.これより湖とは離れ山道へと向かうことに。
山道は緩やかなものから次第にきつくもなるが何度か休憩をしながらひたすら登ること2時間~2時間半. そろそろ泣きが入ってくる 頃に森林限界線 (標高約1000m)に達する.
ここまで登ってくると眼下にはテ・アナウの町が広がりホット一息。その後はタソックの広がる緩やかな登りを山小屋まで約50分程。
森林限界線を越えると日陰は全くなく日の射す午後はつらい道のりになる。ラクスモアーハットの標高:1085m。
ラクスモアー・ハットからアイリス・バーン・ハット 18.6km/5-6時間
ラクスモアー・ハット(1085m)からラクスモアー山頂(1472m) 1時間
ラクスモアー山頂からハンギング・バレー・シェルター(1390m) 約2時間
ハンギング・バレー・シェルターからアイリス・バーン・ハット(497m) 約2時間15分
このルートは1988年Openとまだ新しく、山小屋も快適。このハットの立地は好天の際は最高で, 夕焼け、星空、朝焼けがとっても素晴らしい。
2日目の午前中の道のりがこのトラックのハイライト。風の強い日や雨天の日は出発を遅らせるべき!
まずハット出発後はラクスモアー山頂を目指し緩やかに登っていく。
風の吹き抜ける稜線に達すると頂上への小道が見え、10分程頂上への道にそれて頂上到着。(標高1472m)
本道に戻って、その後は 登り下りを繰り返し2時間程ずーっと山の稜線を歩く。晴天なら山の両側には素晴らしい景色が眼下に広がる。
この道のりには2カ所の避難所が有り、ラクスモアーハットからそれぞれ1時間間隔ぐらいにある。2番目の避難所(ハンギングバレーシェルター;Hanging Valley Shelter)に到着したら休憩、軽い昼食。標高1390m.ここのトイレは崖っぷちにあって思わず写真を撮ってみました。
ハンギング・バレー・シェルターからその日の山小屋まではずっと下り。まず30分程木製の階段を下る。そこで森林限界線に達すると見晴らし台があり、それより森の中へ入っていく。
この森の中の下りはかなりきついジグザグの道のりで、多くの人が膝を痛める。途中45分程で小川が見え始め、更に1時間ほどつらい下りを耐えるとアイリスバーン・ハットに到着。標高497m
アイリス・バーン・ハット(497m)からモトゥラウ・ハット(185m) 17.2km/5-6時間
モトゥラウ・ハットからレインボウ・リーチ 6.2km/1.5-2時間
レインボウ・リーチからバスにてテアナウ 20分
この日の道のりはU字谷の森の中をゆっくりと下っていく。山小屋出発後少し小山を超えると湿原に出る。(ビッグ・スリップ)
再び苔むしたブナの森の中に入り、アイリス・バーンと言う小川沿いを歩く事2時間程でロッキーポイントと言う避難小屋に到着。標高300m
更に多少の起伏はあるが、下りの道を小川沿いに進む。この川はマナパオリ湖に濯ぎロッキーポイントから2時間ほどでこの湖岸が見えてくる。
30分程素晴らしいマナパオリ湖岸沿いの道を行くとモトゥラウ・ハットに到着標高186m
この山小屋にて1泊してもいいけど、2泊3日で歩こうとするとここでは昼食を取り、
再び森の中を進み始め湖から離れ1時間半程歩くと、ワイアウ川に掛かる吊り橋に到着。 (レインボウ・リーチ)
レインボウ・リーチより更に10.9kmでこのトラックの出発点コントロールゲートまで歩くことが出来、コースを3泊4日で1周できる。