リース&ダート・トラック Rees-Dart Track 

概 要

・通常終日のサイドトリップを含めて4泊5日かけてリース渓谷
とダート渓谷の2つの氷河谷を周回してくるトラック。
・通常一日の歩行時間、距離が他のグレイトウォークトラック
より長め(平均5~6時間)、そしてその道もやや荒れた道のり。
川を歩いて渡ることも多い。
・ダート氷河を含め毎日道中では氷河、万年雪が拝め、
渓谷美、高原植物、そして鬱蒼たるブナの森などが楽しめる

特 徴

・多くのこのトラックを歩いた人が言うようにミルフォードトラック
より断然トレッキング経験者にはこのトラックのほうが面白い。
・氷河によって作り出されたこの辺りの風景、自然がこの
トラックで全て体験、満喫できる。
・トレッキング経験者にはその歩行時間、距離、難易度、
ハット施設などは十分満足行くトラックとなるでしょう。

   時間の無い人にはクイーンズタウン出発後
リースバレー/リースサドル/ダートハット/カスケイドサドル/
ワナカ方面に抜けるルートだと最低2泊3日で歩き
抜けることが可能です。


ご 注 意
・このトラックは毎日、川の増水には十分注意が必要。
山肌から流れ来る小川(サイドストリーム)を何度も越えて
いくトラックのため、大雨の後などは小川が瞬く間に激流に
変わり渡れなくなる。

・5月から雪崩の危険性がなくなる12月中旬ぐらいまで
スノーウィークリークに掛かる橋は取り外され、
シェルター・ロック・ハット-ダートハット間は歩けない。

・2日目とカスケードサドルへの道のりは岩山の山肌や
川原はオレンジマーカー及び岩を積み上げたケルン便りの
道となるので道に迷いやすいのでご注意。
ハット・山小屋状況
予約
 事前予約必要なし。=ベッドの確保は早い者勝ち
 DOCにてバックカントリーハットチケット購入必要
宿泊費
 このトッラックのハットはシーズン中、管理人が駐在する
 サービスハットとなるので 料金$15/大人一人/一泊
 =4泊の場合は計$60
設備
 マットレス付き2段ベッド、シーズン中は水洗トイレ、
  飲料用水、暖炉
無いもの
 ガスコンロ、調理用具、食器、シャワー、電気設備
リース ダートトラック 高低差
マディークリーク;約520m シェルターロック・ハット;約900m リーズ・サドル;1471m
ダート・ハット;980m カスケードサドル;1524m パイロン;1835m ダレイズフラット・ハット;約500m
DOC発行のリース&ダートトラックパンフレット(英語)PDFファイル
リース&ダートトラックパンフレットPDF リース&ダートトラックパンフレットPDF

リース&ダート・トラック 一日目

マディークリーク (MuddyCreek) ~ シェルターロック・ハット (Shelter Rock Hut) =17.5km  6~7時間

 
グレノーキー~マディークリーク;30分
・このトラックの出発点はグレノーキー。この出発点のホリデーパークでも購入できるが、事前にクイーンズタウンのDOCで
ハットチケットを購入すること。
このチケットは使用当日にその日の日付を記入するようになっているの未使用の分は後日、また他の場所で使用可能。
・グレノーキーのホリーデーパーク、及びクイーンズタウンからInfo&Track社がトラック出入り口までの送迎バスを運営している。
これは事前予約必要。
・私は車でグレノーキーまで行き、このホリデーパークで車を5日間駐車させてもらった。費用は$10.
・バスにてグレノーキーからマディークリークまで向かう。(所要時間30~40分)
このバスの乗客のほとんどがこれから5日間ほぼ一緒に行動する人たちになる。
マディークリーク (Muddy Creek) ~ 25Mile Creek :2時間
・マディークリークの小さな駐車場でバスを降りてからリース渓谷の奥へとまずは牧場の中を歩く。この渓谷の景色はまた最高。
・ほぼ平坦に近い川沿いの牧場の中の道を行くが、湿地帯が多く靴はドロドロ、びしょぬれになる。これはどこを歩いても
避けられない道のり。
・歩き始めて2時間ほどで25マイルクリークというある程度幅のある川に差し掛かる。多くの人は靴、靴下を脱いだりして渡る
けど、気にしない人は膝まで浸かってビシャバシャと渡ります。しかしこの川、大雨の後などはかなり水位が上がるので
水位が下がるまで無理に渡ることは避けるように!!
ハットチケット グレノーキーホリデーパーク マディークリーク出発点 リースバレー
リース&ダートトラックハットチケット グレノーキーホリデーパーク マディークリーク駐車場リーストラック出発点 リース渓谷
4WD用牧場の道 リース川沿いのトラック Boggy湿地帯
リーストラック 牧場の道 リース川沿いのトラック ぬかるみの中のトラック
リース渓谷とマウントアーンスロー
25 Mile Creek~シェルターロック・ハット (Shelter Rock Hut) : 4時間
・25マイルクリークを渡ってからも1時間半ほど牛の牧場の中を谷の奥への向かいますが、次第に前方に森が見えてきて
その森の中に入ってきます
・森の中からいよいよマウントアスパイアリング国立公園の中となリ、リース川は右に、その森の中を緩やかに登って行きます。
・この日の森の中の道は歩きやすい道。銀ブナ、シダの森が続く中、何度か森が途切れて小さな草原地帯を横切ります。
・国立公園に入って2時間ほどで高いブナの森も潅木が生い茂る谷間になり、前後の視界も広がるようになる。
そしてマウントクックリリーなどの高原植物の姿も多くなる。標高がかなり上がってきているのに気が付く。
・ハットはリース川に掛かるつり橋を渡ったところにあり、新しく立て替えられたハットなのでとてもきれい。
しかしこのハットからは通り過ぎてきたアーンスロー山、翌日越えていくリースサドルの姿は見られない。しかし西側の岩壁は
ほぼ垂直に切り立ったものですごい迫力で迫ります。

25マイル川 国立公園入り口 ブナ&シダの森 Gully
25マイル川を越える マウントアスパイアリング国立公園入り口 シダとブナのリーストラック リースバレートラック

潅木&高原植物の森 つり橋とハット シェルターロックハット
潅木の森の中のトラック シェルターロックハット/リーストラック シェルターロックハット

リース&ダート・トラック 二日目

シェルターロック・ハット~ダート・ハット (Dart Hut) = 9km 4~6時間 

 
シェルタ-ロック・ハット~リースサドル (Rees Saddle) : 2時間
・この日はこのトラックの中では一番歩行時間が短くなる日の予定だが、多くの人は8時前後には出発する。
・ハットを出てからリース渓谷の奥へと一旦はその川沿いを歩くがすぐに川を左に見下ろす山肌を斜めに登るように
細い山道を歩いていきます。
・この細い道のりは山肌からリース川へと流れ落ちる小川の水が入ってきたり、たまったりしてぬかるみが多い。
歩き始めてすぐに足元はびしょぬれ。またタソックやスペアグラスなどの草が生い茂る道で湿っていると滑りやすく、その草で
道が隠れて足元が分かりにくいところも多い為ほとんど足元ばかり見ながら歩くことになる。
・ハットを出てから谷の奥への道のりは次第に東に回るようになっていき30分ほどで前方にやっと越えていくサドル(鞍部)らしき
場所が見られるようになる。
・渓谷の奥へと進むにつれ左に流れる川も細くなって行き、道のりもその川原的なところを歩くようになりかなり歩きやすい
小道になる。但し道しるべはオレンジのマーカーポールかケルンとなる。
・ハットを出て1時間半ほどでサドルの下に到着。このサドルに登っていく道は意外なところに見つかる。
このサドルの真下までやってこなくては恐らくどこを越えていくのか分からないと思う。
・かなり急な登りの小道をよじ登ることになるけど10分ほどで登りきれるでしょう。
 (標高差約120mほどの登り、サドルの標高: 1471m)
リース川原 渓谷奥へのトラック 山肌のトラック リースサドルが見える
リース渓谷奥へと向かう  リース渓谷奥への高原植物に覆われたトラック muddy track.jpg リースサドルが見えてくる
リース川最上流  サドルへの登り道  リースサドル 
リース渓谷最上部  リースサドルへの登り道  リースサドル 
リースサドルからダートハットへの道のり 
リースサドル~ダートハット (Dart Hut) : 2時間
・リースサドルからはこれまで登ってきたリース渓谷、これから降りていくスノーウィークリーク渓谷、そしてサドルから少し山を
登ればスノウィークリークが流れ来る東奥の渓谷も見渡せる。
・もちろん見上げればどの方向にも万年雪をいただく1900m~2500m級の高い山並みが見渡せる。
・サドルからはほぼ真北に向かうことに。右手下奥深く流れるスノウィークリークに沿うようにタソックなどの高原植物が
生えそろう山肌をどんどん降りていく。
・サドルを越えてから45分ほどで谷間の川に掛かる橋を渡る。この橋はかなりしっかりと作られているけど冬から春にかけて
の雪崩が起こる時期には取り除かれ、この道のりは歩けないことになる。
・橋を渡った後も川を左に見下ろしながら、山肌の小道をどんどん降りていく。サドル辺りからこの下りの道のりで逆周り、
またはワナカのほうからカスケードサドルを越えてきた人たちとすれ違うかもしれないが、ダートハットからリースサドルへの
登りはかなりつらい登りのように思われる。
・サドルを越え1時間ほどで前方下のほうにまた森が始まる部分が見えてきて、その森に向かって降りていくと
スノーウィークリークに掛かるかなり恐ろしいつり橋を渡るとダートハットに到着となる。(標高980m)
・シェルターロックハットを朝早く出た人たちはこのダートハットには昼には到着できるので、このハットについてから昼食を
とる人も多い。
・このハットはこの4~5年のうちに立て替えられたはずでとてもきれい。また寝室もスペースにゆとりがある。このハットには
ワーデン管理人がシーズン中駐在している。 
スノーウィークリーク上流  リース渓谷  スノーウィークリーク下流方向  渓谷に掛かる橋 
スノーウィークリーク上流方面  リースサドルからリース渓谷方面  タソック生い茂るスノーウィークリーク下流への下り坂  スノウィークリークに掛かる橋 
スノーウィークリーク最下流 つり橋とダートハット ダートハット
スノーウィークリーク下流  スノーウィークリークに掛かる釣り橋とダートハット  ダートハットキッチン&リビング 

リース&ダート・トラック 三日目 

ダート・ハット~ダート氷河 (Dart Glacier) + カスケードサドル (Cascade Saddle) =8.5km 4~5時間 / 片道
+ パイロン (Pyron) :2.5km 1時間 / 片道
 

 
ダートハット~ダート氷河 (Dart Glacier) : 2時間半
・この日がこのトラックのハイライトとも言える。しかし終日歩くことを考えて多くの人は朝早くからハットを出かけていく。
この日はハットに重たい荷物を置いておけるのでかなり楽に歩ける。
・時期にもよるがハットを出てからダート渓谷の奥へと向かう道のりは東側の山肌にさえぎられ朝日が差し込まない谷間の
川原を1時間半ほどは歩くことになる。
・この谷は奥に向かうにつれ次第に東に緩やかにカーブしていくのでやがて真正面から日を浴びるようになる。
この日をさえぎる遮蔽物は全く道中無いので快晴の日にはサングラス、帽子、日焼け止めは早朝からでも必需品。
また谷間に吹く風はやはり氷河から吹き降ろしてくる風なのでかなり涼しい。
・左側に続く1800m~2600m級のバリアー山脈の山肌にも釣り下がるような氷河が見られ、それを見上げながらも谷底の
瓦礫の道のりをケルン頼りに歩いていく。
・左に流れる川の流れが氷河から流れ来る水として特徴的な灰色のにごったような水が細く、大量に流れるのが見られ
始めて前方には氷河が運んできた岩や瓦礫がたまって小山のようになっているのが近づいてくるとその奥の上のほうには
山肌が低くなっている鞍部;サドルらしきところが見えてきます。ここまでハットを出てから2時間~2時間半ほど 
ダートハットにある表示  ダート川上流へのトラック  ダート川川原のトラック  Mt.Edward
ダートハットにある標識  ダート渓谷上流へのトラック  早朝のダート渓谷のトラック  マウントエドワード2020m 
ダート氷河へのトラック  カスケードサドルが見える  とてもきれいな水溜り 
カスケードサドルへのトラック  カスケードサドルとダート渓谷上部  カスケードサドルへの途中 
      
朝のダート渓谷上流方面 
ダート氷河~カスケイドサドル (Cascade Saddle) : 1時間
・氷河自体が運び込んできた土砂がたまって一見それが氷河だとは分からない小山のような氷河の終着点が近づいてくると
次第に道のりは左側の山肌を登るようになっていきます。
・サドルまでの道のりはこの瓦礫の山肌に多くの人が通った細い道のりでケルン便りに上ります。所々このケルンを見失い
勝ちなので分からなくなったかな?と思ったらすぐに立ち止まりまた2-3歩下がっても周りを見渡し次のそしてその次に続く
ケルンを探しましょう。
・1時間ほどこの山肌をガンガン登っていくにつれ左側にはダート氷河の姿がどんどんその全貌が現れ、それを見下ろす
ようになっていきます。一旦サドル手前の平坦な山肌に差し掛かるとその辺りから草が低く生えそろう道のりに変わり、
その草が生い茂る丘をオレンジのポール便りに一登りするとサドルに到着となります。
・この道のりでは他のところと違ってこのランドマーク的なところには何も標識や看板などは立てられていなくて、少しの間
本当にここがサドルかな?と思ってしまいます。しかし確かにその地点から先の東側は断崖絶壁となっていてそれまで
見られなかったマトゥキトゥキ川が流れる渓谷が見渡せます。 

ダート氷河の先端  山肌のトラック  サドルはもうすぐ 
ダート氷河先端  岩場のトラック  カスケードサドルへの登り道 

ダート氷河  サドルへの最後の登り道  サドルの向こう側 
ダート氷河  カスケードサドルへの最後の登り道  カスケードサドルからマトゥキトゥキ渓谷方面 

ダート氷河と渓谷 
カスケイドサドル~パイロン (Pylon) : 1時間
・カスケードサドルの標高が1524mとなり回りの景色も見晴らせますが、もう少しがんばって右側の小山を10分ほど登れば
その見晴らしはもっと最高になります。はっきり言って今日の一日トレッキングはここまでで十分でしょう。晴れていれば
北東の方角にこの国立公園内最高峰のマウントアスパイアリング (標高3033m)が見渡せ、その下を流れるマトゥキトゥキ川の
大渓谷を見下ろし、そしてもちろん西側にはダート氷河の奥のほうまで見渡せる大パノラマを満喫できます。
・この日はこの見晴らしから更に奥に当たるパイロンと地名的にも使われるところまで1時間/片道ほどかけていてきました。
・このパイロンがある場所は西側マトゥキトゥキ川が流れる渓谷からカスケードサドルに登ってくる際のもっとも標高の高い
目的地になり、その道のりはとても急な斜面で、とても危ないことで知られている道のりです。これがどんなものか見たくて
私はこのパイロンのあるところまで行ってきました。
・パイロンまではカスケードサドルを越え一旦は山の上に広がる大きな谷間を歩くことになります。この谷間を30分ほど降りて
ゆくとその谷底にはトイレがぽつんと一つ設置されています。
・このトイレのあるところからパイロンのところまでかなり急な斜面となる山肌を登っていきます。30分弱ほどで標高1835mの
パイロンあるところまで登りきれます。
・ここから見渡せる景色はカスケードサドルの見晴台から見られる景色とあまり変わらないのですが、標高が200mほど高い
分だけより遠くの景色まで見渡せます。360度大パノラマが見晴らせます。体力に自信のある人はここまでやって来るのも
いいでしょう。
・パイロン及びカスケードサドルからダートハットまではまた同じ道のりをたどって戻ることになります。下りの道のりですが
往路と同じぐらいの時間は掛かるでしょう。
・この日同じパイロンまで往復した人でGPS搭載の計測器を持っているトレッキングべテランの人がいて、その人が教えて
くれたことによるとこの日は33.7km歩き、全標高差は1860mを歩きぬいたと言うことです。時間にしてはやはり9時間半の
長丁場でした。  

山の上の谷間  パイロンのところに人が  谷底にあるトイレ  パイロンへの登り道 
カスケードサドルからパイロンまでの谷間  パイロンにはすでに人がいる  パイロン麓のトイレ  パイロンへの急な登り道 

パイロンからMtアスパイアリング方面   パイロンとダート氷河  ベテラン老トレッカーカップル 
パイロンからマウントアスパイアリング方面  パイロンとダート氷河  トランパーと氷河 

パイロンからダート氷河方面のパノラマ 
パイロンからマトゥキトゥキ渓谷の見晴らしとMtアスパイアリング 

リース&ダート トラック 4日目

ダート・ハット~
ダレイズフラット・ハット (Daleys Flat Hut) = 16km  5~7時間 

ダートハット~キャトルフラット (Cattle Flat) : 1時間
・この日はダート渓谷をどんどん下って次のハットまで行く道のりです。
ダートハットを出てから当分の間ブナの森を降りていきます。 
ウィットボーンバレー (Whitbourn Valley) : 2時間
・この日は次のハットまでひたすら谷間の道を降りていくと言うことだった
ので、本来ならダートハットにもう一泊連泊してサイドトリップとして行くと
いうウィットボーン渓谷に少し立ち寄って来ました。ダートハットを出て
30分ほどでその谷に向かう脇道が出てきます。
・この脇道に入ってからウィットボーン渓谷の奥へと続く道のりはかなり
厳しい、細くて、危ないところも多い道のりになります。本来のルートと
呼ばれる道になり、マーカーやケルンはありますが道はかなり分かり
にくいものです。
・ダート川にかかるつり橋を渡ってそのダート川に注ぐウィットボーン川
沿いに北へとV字谷の奥へと向かいます。しかしこの日はその先の谷が
すでに雨雲で覆われ始めたので本道からそれて1時間ほど行ったところで
引き返してきました。しかし晴れていたらその谷の奥は山肌から垂れ
下がる氷河に囲まれ、その氷河自体の間近かまでいけそうなので次回は
是非この渓谷を目当てにやって来たいと思います。恐らくロブロイ氷河の
数倍すごいところだと思っています。
・ダートトラック本道に戻ってからは銀ブナの森の中を緩やかに降りて
行きますが、森の中を流れる小川は今日も何本も渡ることになります。
・ダートハットから真っ直ぐ森の中を歩いて降りてくると1時間半ほどでダート川
の大きな川原的なところに出てきます。ここからはほぼ平らな草原地帯を
歩きぬくことになります。 
銀ブナの森
のトラック 
Whitebourn谷へ
の脇道 
Whitebourn Valley 
銀ブナの森のダートトラック  Whitburnへの分岐点  whitbourn valley.jpg 
サイドストリームに
掛かる橋 
ダート川の川原とCattle Flat  キャトルフラットを振り返る 
ダートトラックの橋  ダート川とキャトルフラット  キャトルフラットとダート渓谷上流方向 
キャトルフラット~ダレイズフラット・ハット (Daleys Flat Hut) : 4時間 
・銀ブナの森を抜けて広がる草原地帯はキャトルフラットと名づけられていて約5kmほどダート川の南側に続きます。
この草原のほぼ中間点にこの場所を表す看板が立っています。
・ほぼ平坦な草原の中の細い道が続きますが、リース渓谷であったような湿地帯はありません。しかし相変わらず山肌から
ダート川に注ぐ小川は何度も越えます。またダート川の曲がりくねった流れを避けるように時折草原から森の中に入りますが、
その際にはある程度アップダウンのある道のりになります。
・この草原地帯を晴れている日に歩くとダート川を挟んで見られるバリアー山脈の山肌にも万年雪が続き気持ちのいい道のり
になりそうですが、少し立ち止まるとこの辺りからサンドフライの襲撃にすぐに出くわすことになるでしょう。
・キャトルフラットを2時間ほどかけて横切ると再びブナの森の中に入ります。このブナの森の中は雨風を防ぐにはとてもいい
のですが、サンドフライはやはり森の中にもいます。けれど時折いろいろな小鳥たちとも出会えることになるでしょう。
ロビンはいつも恐れることなくかなり人の近くまでやってきてくれます。
・ダートハットを出てからブナの森の中に続く道のりは雨が多い為かこの小道に水が流れても土砂が流れていかないように
ある程度大き目の石が敷き詰められています。これが少し歩きにくいと言えば歩きにくいのですが、キャトルフラットを越えて
2時間ほど歩きぬく森の中はどんどん標高も下げ、気温も上がる為赤ブナの森へと変化して行き、その道もそのブナの
葉っぱが朽ち落ちて敷き詰められたような幅のある歩きやすい道に変わっていきます。
・森を抜けて再び小さな草原地帯に出るとその先にはダレイズフラット・ハットの姿が見えてきます。
・このハットは赤ブナの森に囲まれていて、その森には赤ブナの森にしか生息しない絶滅の危機にも瀕しているイエローヘッド
というNZ固有種の小鳥が群生しています。またハットはサンドフライが大量にいる場所にありますが、そのサンドフライを
食べにハットの建物や外のトイレにはNZ固有種の小鳥の中では一番小さな体のライフルマンがやって来てそのかわいらしい
姿を見ることが出来ます。
・このトラックの中ではこのハットが改装もされていないため一番貧相なものになります。川沿いのハットで晴れていればその
ハットから見れる景色も素晴らしそうなのですが、一歩ハットから外に出るとサンドフライの襲撃に会うでしょう。 
Cattle Flatの標識   ブナの森へ   NZロビン  Daleys Flatとハット  
キャトルフラットにある標識、次のハットまで2-3時間  キャトルフラットからブナの森へ  NZロビン  ディレイズフラットハット 

リース&ダート トラック 5日目 

ダレイズフラット・ハット~チャイナマンズ・カーパーク (Chinaman's Car Park) = 15km  3.5~5.5時間 

 
ダレイズフラット・ハット~サンディーブラフ (Sandy Bluff)  : 1時間半
・この日が最終日になリ再びダート川沿いを歩くことになりますが、皆バスの出発時間14:00に間に合うようにハットを出発して
いきます。
・この日もブナの森、そのブナが多くは赤ブナということでかなり歩きやすい道のり。けれどバスが出発するチャイナマンズ
フラットまでの間5回ほど森を抜けた草原地帯を横切ることになります。
・ハットを出てから20分ほど歩くと2回草原地帯に差し掛かりますが、その2回目の草原地帯;Dredge Flatを横切るとダート川を
見下ろすような森の中の崖を越えます。(サンディーブラフ) 
  

ハットの外にある標識  ブナの森の中のトラック  Dredge Flat 
ディレイハット脇にある標識  ブナの森 grassy flat and sidestreem.jpg 
Sandy Bluffに掛かる虹  Sandy Bluffへの道  Sandy Bluffから見たダート川 
サンディーブラフと虹  サンディーブラフに差し掛かるトラック  サンディーブラフからダートリバー上流方面 

サンディーブラフ~チャイナマンズ・カーパーク (Chinaman's Car Park) : 2時間半
・サンディーブラフを越えたらまたダート川沿いの川原、草原地帯に出ますが、この川原までグレノーキーの村から
ジェットボートでさかのぼってくるツアーが行われておりこの日もそのジェットボートが駆け抜けていく姿に出くわしました。
・この川原は相変わらずサンドフライだらけでこの日は本当に少し休憩を取るというのがなかなか出来ない。しいて言えば
森の中で立ち止まって休憩したほうがサンドフライの襲撃は少ないほう。川原では1分と立ち止まることは出来ないでしょう。
・しかしサンディーブラフを越えてから川原に出て、トラックのある川の流れのこちら側(東側)の山並みはアーンスロー山の
山並みとなり、晴れていればその頂が西側から見ることができる。(この西側からこの山を見ることはなかなか機会が無くて
この山の西斜面には氷河があまり無くてごつごつとした岩山の姿が見られるはず)
・ダレイズフラットハットを出てからがんばって歩けば3時間半ぐらいでバスが出発するチャイナマンズフラットにたどり着くことが
出来るでしょう。けれどここには小さな非難小屋とトイレがあるだけで相変わらずサンドフライはたくさんいるのでバスを待って
ここでランチとか休憩とかはなかなか落ち着いて取れないと思います。だからそれを知っているトレッキングベテラン組みは
上手く到着時間をバスの出発時間に合わせるように歩いている間の時間を調整しています。
・13:45には迎えのバスがちゃんとやってきてグレノーキーへと連れ帰ってくれます。  

ダート川沿いの森の中のトラック  ダートリバージェット  赤ブナの森 
ダートリバー沿いのトラック  ダートリバージェット  赤ブナの森 
アーンスロー山を見上げる  チャイナマンズフラットの入り口  チャイナマンズ・カーパーク 
マウントアーンスロー  チャイナマンブラフへの入り口  チャイナマンズ駐車場・ダートトラック終着点 

クイーンズタウンのホテル検索 オークランドのホテル検索