ワナカから行くマウント・アスパイアリング国立公園内 トレッキング・ハイキングルート / ニュージーランド トレッキング サポート

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このページで紹介しているトレッキングルートは

  1.ロブロイ氷河・トラック
  2.フレンチリッジ・トラック


 

左の地図のアンカーマークは
 @ラズベリークリ−ク駐車場
 Aロブロイ氷河
 Bアスパイアリング・ハット
 

最寄のDOCは..
  ワナカDOC
   11月〜4月 毎日 8:00〜17:00

トラック入り口までの交通手段は...
  クィーンズタウンからならNZ BREEZE

 

 このページで紹介されているトラックは
DOCサイトのWanaka area ページ
でも分かる。
 

1.Rob Roy Glacier Track ロブロイ氷河 トラック 

.お勧め度;☆☆☆☆  所要時間 1時間半/片道  レベル:適度に運動が出来る人向き

 05’ 1/20
 今年の夏は誠にもってなかなか真夏の陽気にならない日が多くて雨の日や寒い日が多い1月になっていますが、1/19はちょうどその寒くて雨の日の狭間の真夏日に
恵まれました。朝方は6度ぐらいまで気温は下がったのですが、快晴となったこの日は最高気温23度まで上がり、日差しのきついこちらの夏はあっと言う間に日焼けを
してしまいました。

 この日はクィーンズタウンの隣町ワナカから車で一時間ほど牧場の中をひた走ったマウントアスパイアリング国立公園の中のロブロイ氷河トラックに行ってきました。
ここのトラックは年々ハイカーが増え駐車場も拡張され、立派な水洗トイレもいつのまにか設置されていました。この日は久しぶりの快晴で夏休み中ということもあり多くの
家族連れのハイカーに出会いました。そうですここは小学生の子供達でも歩けるようなトラックでしかも1時間程の山道を行けば間近に大氷河の姿が拝めるということで
年々観光客の姿も含めハイカーが多くなっているようです。

 トラック自体は駐車場からいきなり牧場の中に入っていきます。このあたりの牧場は牛の牧場が多くて本当に間近に牛を見ながら、というより牛が草を食んでいる中を
お邪魔しながら進むことになります。15分ぐらい牧場の中を歩くと釣り橋が見えてきて、この釣り橋を渡っていよいよ森の、山の中に入って行くことになります。この釣り橋の
標高から300mほど上がるだけなのですが、本当に間近に迫り来る氷河の姿が晴天の際は年中いつでも拝むことができます。

 釣り橋を渡ってからはしばらくややきつい登りがありますが、森の木立の間から目指すロブロイ氷河の姿が正面に見られるはずです。はじめはかなり遠く感じると思うの
ですが、山道を歩いているとどんどん近づいていくことが分かると思います。途中なかなか良いところに休憩できる椅子が設置されていたり、この氷河から流れ来る川の
河原に出て休憩を取ることができます。小学生くらいでも歩けると書きましたが、道は細く、木の根や岩が多くて足元は常に注意が必要です。

 歩き始めて20分ほどすると山道も傾斜が緩やかになりゆっくりと一時間ほど森の中を歩くと森が開けて氷河が目の前に広がる谷に到着します。ここでのんびりと休憩、
ランチも良いでしょう。氷河から吹き降ろす風は冷たいのですが、快晴のこんな日はとても気持ちのいいものです。しかし強い日差しをさえぎることができる日陰はないので、
日焼け止め、サングラス、帽子などは必需品です。

 この日もここにはケアが顔を出しえさを人からもらえるのを期待して近づいてきていました。また氷河の方を眺めていると遠く山の上で起きる雪崩の姿も見られると思います。
この日も最高のハイキングとなりました。写真より実際その自分の目で迫力ある氷河の姿を見に来られることをお勧めします。

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2.FrenchRidge Track フレンチリッジ トラック

お勧め度;☆☆☆☆  所要時間 1泊2日  レベル:体力にかなり自信のある人

 08’1/25 フレンチリッジ ハット トラック

  先週の快晴の日が3日続いた平日にこれまで行きたくてもなかなか行く機会が無くて憧れとなっていた場所へと行ってきました。さすがに素晴らしい景色が見られる
ところでした。しかしその山道に当たる登りはこれまでこの辺りを歩いてきた中でも最強の登りでとてもタフな道のりではありました。

 その場所とはワナカの奥に広がるマウントアスパイアリング国立公園の中で人気の一日トレッキングコースがあるロブロイ氷河トラックの裏側、奥に当たります。
マトゥキトゥキ川が流れるその渓谷の奥に一日歩いてたどり着く山の上の山小屋が2つあるうちのフレンチリッジハットまでのトラックとなります。

 この山小屋までには歩行時間として7-8時間歩くことになり、途中の登りは3時間急な登りが続くことであまり一般のトレッカーはやってこないみたいですが、
もっと本格的なロッククライマーやこの山小屋の裏に当たるマウントアスパイアリングに本当に登ろうと言う人達がやってくるようなところです。しかし私みたい
な一般トレッカーも週末にかけてやってくるにはとてもいいところです。

 出発点となるのはロブロイ氷河トラックに行く際の出発点と同じワナカの街から車で1時間(51km)ほど未舗装の道を走ったラズベリークリーク駐車場からになります。

 歩き始めて15分ほどでそのロブロイ氷河トラックと別れ、マトゥキトゥキ川上流に向けそのその谷奥に向うことになります。この氷河で削られた谷底をまず西に
向けほぼ平坦な牧場の中の道をずんずん歩いていくことになるのですが、前方に広がる景色はそこだけでも素晴らしい。

 実際2時間ほどズーットほぼ平坦な牧場の中の道をアスパイアリングハットまで(9km)向かう事になるのですが、牛や羊がまわりでたくさん草を食む中雄大な
景色を見ながらのんびり歩けると言うことでこのアスパイアリングハットまでの道のりは観光客や小さな子供を連れてのハイキングでやってこれるところです。

 アスパイアリングハットに1泊して帰るのも十分楽しめます。アスパイアリングハットに到ってやっとアスパイアリング山の姿は見えてくるのですが、ここまで
マウンテンバイクでやってくるのもお勧めです。

 そしてこのアスパイアリングハットの裏からが実際国立公園に入ることとなり、一旦非常に歩きやすい整備されたトラックを森の中強い日差しを避けながら45分
ほど歩くことになります。この道のりはまだほぼ平坦。そしてこの森を抜けたところが開けた草原地帯になっていてShovelFlatと呼ばれるところになります。この
シャベルフラットに出るとこれまた前方に広がる谷間の姿はもう壮大です。両側には高くせせり立つ岩山、その岩山の頂には氷河、そしてその氷河から流れる水が
長い大きな滝となって見られ、前方にはアスパイアリング山を含め万年雪をいただいた2500mを越える岩山達が広がりそれはすごい景色です。アスパイアリング
ハットまで一日ハイキングでやってくるなら是非ここまで足を伸ばすべきです。

 私はその草原を越え、再び小さな森を抜けて谷の奥まで歩いていくと再び小さな草原地帯に差し掛かります。この場所はPearlFlatと呼ばれマトゥキトゥキ川の
最上流に当たります。アスパイアリングハットからは1.5時間の距離(5km)です。

 ここでこの川をズボズボと渡っていよいよ山道へと入っていくことになります。
    

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  マトゥキトゥキ川をパールフラットで渡るまでにもこの道のり途中にはいくつも小さな小川を越えてきます。その小川は簡単にまたげるものから3-4歩で渡れる
程度のもので、靴が濡れることもほとんどないのですが、さすがにここで膝ぐらいまで浸かって川を渡ることになります。増水時用にちゃんと迂回用の釣り橋が
1kmほど奥にかけられているらしいです。

 さてこの登りがとてもとても急なもので麓の標識にはフレンチリッジハットまで3時間と出ていますが、しっかりとその3時間掛かりました。その間何度も休憩は
はさんだのですが、とてもつらい登りでした。(距離として2.2km)

 まず2時間は森の中のトラックを行きます。この鬱蒼たる森の中の道であるがためかもしれませんが、その進路はほぼ山壁を真っ直ぐと登るような感じで
ジグザグと緩やかに登っていくことなど考えられなかったようなほとんど目的地に向かってただひたすら真っ直ぐ登るような道のりです。

 大きな岩や木の根が露出していて、足の踏み場の段差が非常に落差があるので私はほとんどこの登りは両手両足を使いよじ登るような感じ、時には本当に
木の根につかまって這い上がるようなところも出てきます。

 2時間ほどがんばって登っていくとやがて周りの樹木も背丈の低いものに変わって行き、麓の風景が見られるようになって行きます。そして森林限界を超えて
低木が広がる山肌に出るとやっと山小屋の裏に広がる大氷河の姿が見られてきます。ここで一息安らぎのときが訪れますが、ここから更に高原植物が生え
そろう山肌を更に1時間は登っていくことになります。

 この1時間ほどの山肌斜面の登りも侮れない登りです。急な斜面があって緩やかになってといわゆる氷河が削り通って行った後の階段状になった山肌を合計
4回越えていくことになります。

 そしてやっと山小屋に到着したときは歩き始めてから7時間半しっかり掛かった17:30でした。疲れ果てて登ってきましたが、この山小屋のロケーションは
とても素晴らしい。標高は1465mとアスパイアリングハットの標高460mからは1000m登ってきたことになりますが、さすがにその景色は下界とは違います。
谷を挟んで対岸には2480mのMtLiverpool、2250mのMtBarff、両方とも氷河を持ち、そして対岸の右手奥(南西)には遠くに2830mのアーンスロー山
まで見晴らせました。そして山小屋裏側にはまだまだ高い山々が続くのです。

 ここの山小屋は夏にはちゃんとワーデンがいていろいろなことを教えてくれます。トイレがある場所は素晴らしい眺望が見られるところにありますが、残念なこと
にそのトイレには窓などが無いので用を足していても周りの景色はその際には見ることは出来ません。風の強いときは非常に恐ろしい気分でのひと時となるでしょう。

 またこの日も朝晩Keaが山小屋に訪れ、はっきり言ってやつらの遊び場状態になっていました。朝晩ともこの日は7羽ほどのKeaがどこに行くにもまとわり付いて
きました。

 そして氷河に生える夕焼けを楽しみ、ゴージャスな山の上での朝を過ごして次の日には麓に降りてきたのですが、次回は是非この山小屋の上まで行ってみよう
と思います。山小屋の名前がつけられることとなった裏山のMtFrench(標高2356m)の麓スノーラインのところまで山小屋から1時間ぐらいとワーデンは言って
いました。そこから先はさすがにアイゼンなどが必要になるとのことですが、周りの氷河の姿やアスパイアリング山の雄姿がしっかり拝めると言うことで次回は
もっと早く登ってきてチャレンジしてみようと思います。きっともっとともっと素晴らしい景色がそこからは見られるでしょう。
    

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