スチュアート島/ラキウラ・トラック

概 要
・NZの第3の島;スチュアートアイランドにある山小屋2泊のトラック。
・一般道路を含めて36kmの周回コース。一年を通していつでも歩ける。

特 徴

・スチュアート島自体が国立公園のようなところで、歩けるところは
そのほんの一部分。
・しかし数多くのNZ固有の鳥たちに出会え、島の森、海岸線を満喫できる。
・通常3日間で歩ける。高低差はさほど無く、歩きやすい道が続く。
・通年通して歩けるのはうれしい。
・ハットの施設は他のグレイトウォークと比べて簡素。

ご 注 意

・トラックに向かう前には必ず島のDOCにて入山の報告書を記入し、
帰着予定日を記入すること。
・このトラック上では野生のキーウィKIWIは見られない
・宿泊するハットにはガスコンロ、トイレットペーパーは無い。
・行程中の最高標高は300mほどだが南風が吹き付けるととても寒くなる。
ハットの薪ストーブは年中使用可能。

DOCサイトのRakiuraトラック紹介ページ
DOCサイトのRakiuraトラックのPDFブローシャー

ラキウラトラック第一日目

 ハーフムーン・ベイ(Oban)~ポート・ウィリアム・ハット=12km 4~5時間
 +(ブラフ~ハーフムーン・ベイ(Oban);1時間)

ブラフ~ハーフムーン・ベイ(Oban);一時間
 ・まずはBluffからでる朝一番のフェリーでスチュアート・アイランドを目指します。
この日はやや風があったけど穏やかな船旅。(荒れるときはゲロゲロとなる)
ハーフムーン・ベイ(Oban)~Lee Bay;1時間15分
 ・スチュアートアイランドの唯一の港町;Obanにフェリーが到着すると
まずはDOCに向かいHutのチケット購入と帰着予定日の申請をする。
 ・Obanの町があるハーフムーンベイ沿いにまずは舗装道路を北へ歩いていく。
 ・町から離れるといきなり道路沿いはNZ原生の森が続く。またハーフムーン・ベイに
続き出てくるHorseshoeBayもともにきれいな砂浜の入り江が続く。
 ・HorseshoeBayの北端から道は内陸に入り、未舗装道路となり
しばらく行くとRakiura国立公園に入ることになる。
 ・森の中の未舗装道路をしばらく行くと海岸線まで森が迫る入り江;LeeBayに
突き当たる。ここが本当のRakiuraトラックの入り口となる。ここで少し休憩。
Lee Bay~LittleRiver;15分
 ・トラックの入り口となる鎖を形取った門をくぐり本格的にトラックを歩き出す。
森の中の道はほぼ平坦で歩きやすいよく整備された道。
 ・森の中から時折見れる海岸線には大きな昆布が漂う姿も見られる。
 ・しばらく歩くと小さな川(LittleRiver)が流れ込む入り江に差し掛かる。
ここは満潮時には川の中まで潮が満ちるのでそれように橋が掛かる。今日は
  干潮時だったので楽々砂浜を歩いて渡る。

ブラフ出発 DOC Obanの町 Horseshoe
Bay
スチュワート島DOCオフィス ハーフムーンベイ HorsesoeBay
トラック入り口 トラックの道 Little
River
ラキウラトラック入り口 森の中のトラック LittleRiverの橋

LittleRiver~MaoriBeach;1時間
 ・LittleRiverの小さな入り江からは一旦森の中を歩き海岸線からも40mほど上を歩くことになり、
波打つ音も少し遠くなる。一持間ほどで森の中から大きな入り江が見えてくる。
MaoriBeach~PortWilliam;1時間20分
 ・きれいなやや大きめのビーチ;MaoriBeechに到着後少し休憩。
この入り江の周りも森が海岸線まで迫りなんだか日本にある砂浜である。しかし人は誰もいない。
 ・この砂浜も満潮時には潮で覆われ砂浜は歩けなくなるためちゃんと満潮時用の海岸線沿いの道もある。
今日は干潮時なので砂浜をゆっくり歩く。
 ・このビーチの端にも川が流れ込み、この川を渡るためのやや大きめの釣り橋が架かる。これを渡って再び森の中に入っていく。
 ・この森に入るとややアップダウンがある道となり森の樹木もその背丈がどれも高くなり、鬱蒼たる森となってくる。
 ・このあたりの森にはNZ原生のMiroやRimu、Kamahiなどがそろい、
シダも大きな木となるTreeFernが見られるが、ブナの木はまったく見られない。
  ・森の中に入ってから20分ほどで2日目のルートに向かう分岐点に差し掛かる。ここから今日のHutまで45分とのこと。
  ・本当に45分ほどで今日の宿泊場所のHutに到着する。このHutの前も小さなそしてきれいな砂浜になっていて散策も出来る。
  ・HutにはDocの係員が駐在していてとてもきれいだが、トイレは水洗ではない。
  ・Hut裏の森を散策していたらWhiteTailと言われる鹿と遭遇。このトラックはよくハンターにも利用される。

Maori
Beach
ビーチから森へのつり橋 満潮時の道 分岐点
マオリビーチ マオリビーチの吊り橋 満潮時の森のトラック ラキウラトラック分岐点
森の樹木 Magnetic
Beach
PortWilliam
Hut
しだの木の森 Magnetic Beach ポート・ウィリアム・ハット

ラキウラトラック第二日目

 ポート・ウィリアム・ハット~ノースアーム・ハット=12km 約6時間

ポート・ウィリアム~見晴らし塔;3時間
 ・2日目の朝もまずまずの天気、Hutの係員は午後には雷雨があるかもと言う。この時期には珍しくかなり蒸し暑い朝を出発。
 ・まずは初日歩いてきた道を45分ほど森の中を逆戻る。昨日差し掛かった分岐点から今日は山の中に(西に)向かうことになる。
 ・この分岐点から今日終日ほぼ80%ぐらいは歩くことになるボードウォークの階段を下りていく。
 ・歩き始めて1時間ぐらいで小さなワイヤーで作られたつり橋を渡り、その後さらに30分ほどで2本目の
今度はやや大きめのつり橋を渡ります。
 ・このあたりの川は全て森の中からタンニンを大量に溶かし込んで流れているので赤茶色の水の色。
ただし汚いわけではない。魚がいるかな?と思ったが見つからない。
 ・2番目のつり橋を渡ると緩やかだけど今度はどんどん階段を登ることになる。川の流れの30mほどの標高から
一気に180mぐらいまで登る。
 ・緩やかだがボードウォークの階段を登っていき30分ほででかなり森の高いところまで登ったように思えてくる。
周りの木立を見上げると青空も近くなったように思える。 
 ・山の頂上付近も鬱蒼たる森の中で平坦に道はなるが依然としてボードウォークが続く。
 ・一旦つり橋が掛かる川の上流と思われる小川を越えて再び緩やかに登っていくと突然見晴らし塔のあるところに到着する。

2日目の朝 トラックの道 つり橋 ボードウォークの階段 つり橋 ボードウォークの階段
ポートウィリアムハット 森の中のトラック ラキウラトラック2日目の吊り橋 ボードウォーク ラキウラトラック吊り橋 ラキウラトラック2日目、森の中のトラック

見晴らし塔
 ・本当にこのトラックの頂上には見晴らし台として鉄製のやぐらが設置されていて、
ここを登ると森の木立の上に出ることが出来て周りの景色を360度見渡すことが出来る。

 ・大体ここが昼食休憩場所となり、私も少し休憩。このやぐらからは樹海の広がる先、
島の南側に当たるPaterson Inletと言う入り江まで見渡せ大変気持ちのいいこと。

 ・島の北側に当たる森の方は雨が降っているらしく厚い雲で覆われていたので
北側の山並みは見ることが出来なかった。

ラキウラトラック 見晴らし塔からパノラマ

見晴らし塔~ノースアーム・ハット;1時間45分
 ・見晴らし塔を離れると今度はどんどん標高を下げていくことになり、ボードウォークの階段を下りる。
本当にどこまでも続くこのボードウォークは良くぞ作った!と言いたい。
 ・見晴らし塔を出発して森の中を降りていくこと一時間ほどで森の中から前方に海が近づいてきているのが分かるようになる。
 ・どんどん海岸線に下りていくと小さな入り江が見えてきて、その入り江の森の中に隠れるようなHutの姿が見つかり
NorthArmハットに到着。
ノースアーム・ハット
 ・このハット可愛らしい、きれいな入り江の森を少し入ったところにあり、素敵な環境。まだシーズンでは無いためか
このハットには係員が駐在していない。
 ・ハットの中はキッチンと寝室が繋がっている。トイレは少しハットから離れている。
 ・この入り江にも西風が強く吹き付けることが多いようで入り江に面した木立はその風向きに合わせてなぎ倒されるように
傾斜して成長している。
 ・干潮時には入り江を歩いて散策でき満潮時に隠れてしまう岩壁には多くのムール貝(マッスル)が見られる。

分岐点 NorthArm
Hut
キッチン&リビング 満潮時 干潮時 Hut前の入り江
ノースアームハットまで15分 ノースアームハット ノースアームハット室内 満潮時の入り江 干潮時の入り江 ノースアームハット前の入り江

ラキウラトラック第三日目

 ノースアーム・ハット~ハーフムーン・ベイ(Oban)=12km 4~5時間 

ノースアーム・ハット~カイピピ・ベイ;2時間45分 
 ・今日も快晴、風も無く暖かい麻にハットを出発。今朝も出発してから当分はボードウォークの道が続く。
ややアップ・ダウンはあるけど険しい上り下りは無い。
 ・時折この島、このトラック名物の泥道が出てくるがこの何日か雨が降っていないためかその泥もかなり乾いている。
雨の時や雨の後はさすがにつらい道になりそう。
 ・出発から一時間ほどで大きめの入り江;SawdustBayに出る。そしてさらに40分ほどでまた違う次の
入り江;KidneyFernArmに出る。両方とも砂浜の海岸では無く、引き潮のときでもその海岸線を歩くことは難しい。
 ・再びあまり起伏のない森の中を歩くこと1時間ほどで細長く入り込んだ入り江に掛かるしっかりとした木製の橋を渡り
10分ほど行くとKaipipiBayに向かうわき道への分岐点に差し掛かる。

3日目の出発 ボードウォークの道 泥沼の道 Sawdust
Bay
しっかりとした橋
ノースアームハット前のサイン ラキウラトラック森の中のトラック 森の中の泥沼のトラック SawdustBay カイピピベイへ

カイピピ・ベイ~ハーフムーン・ベイ(Oban);1時間20分 
 ・KaipipiBayというこれまた可愛らしい、そして複雑に入り組んだ入り江を見ながら休憩を取った後、再び本道へ戻る。
 ・ここからの道のりは昔製材所などに向かう際に使われていた道でよく踏み固められた、道幅も2-3mの歩きやすい道となる。
 ・カイピピ・ベイから歩きやすい森の中の道を1時間弱ほどで国立公園を出て、道も未舗装道路と変わる。
そしてさらに15分ほどで舗装道路に変わるとObanの町には10分ほどで入っていく。
 ・Obanの町に入っていく道がちょうどDOCのある通りで、DOCでしっかり帰着の申告を行う。
これでこのトラックをしっかり歩き終わったことになる。

分岐点 Kaipipi
Bay
Kaipipi
Road
国立公園境界 Obanの港
カイピピベイへの分岐点 ラキウラトラック・カイピピベイ 旧道のKaipipiRoad ラキウラ国立公園境界線 スチュワート島・ハーフムーンベイ